ホラー · VoiceSmiths original · 4:44
四時四十四分のエレベーター
深夜二時、残業を終えた小野が乗ったエレベーターは、存在しないはずの「十三・五階」で止まった。暗闇の奥から聞こえるキーボードの音と、やけに丁寧な声。
About this story
『四時四十四分のエレベーター』は、声匠 VoiceSmiths が2026年に日本語で書き下ろした、オフィスを舞台にしたホラーのボイスドラマです。深夜まで残業したシステムエンジニアの小野が乗ったエレベーターは、存在しないはずの「十三・五階」で止まります。暗闇から聞こえるキーボードの音と、やけに丁寧な同僚の声。防災センターの警備員は、ある決まりを告げます。
The hook
怖いのは、幽霊よりも「帰らなくていい職場」かもしれない――残業社会への皮肉をこめた、現代の怪談です。都市伝説、怪談、ジャパニーズホラーが好きな人に。夜にイヤホンで聴くのがおすすめです。
Suits
15歳以上におすすめ
Tips for writing this genre
- ホラーは声を張らず、[whispers] と [calmly] で。丁寧で穏やかな声ほど、怖く聞こえます。
- 「カタ、カタ、カタ」のような擬音を、ナレーションで繰り返すと、音の気配が近づいてくるように感じられます。
- 最後の一文は、通知の文面だけ。説明せずに終えると、聴き手の想像が怖さを広げます。
Questions people ask
- 存在しない階の怪談とは?
- エレベーターが、建物にないはずの階に止まるという都市伝説の一つです。「異世界エレベーター」など、決まった手順や時刻で別の場所に行ってしまう話として、ネット上で広く語られてきました。
- ホラーの朗読やボイスドラマにも使えますか?
- 使えます。ささやき声や、落ち着いた声、効果音(別ツール)などを組み合わせて、怪談の朗読やホラードラマを作れます。生成した音声は、利用規約の範囲で配信や動画にも使えます。
More Japanese originals
All Japanese originals episodes →ギルドの受付嬢は定時で帰りたい
VoiceSmiths original
過労で倒れたOLが転生したのは、冒険者ギルドの受付嬢。今日こそ定時で帰りたいミナの前に、領収書を一枚も持ってこない勇者が現れる。
魔王様、コンビニで面接を受ける
VoiceSmiths original
世界を三度滅ぼしかけた魔王ゼルギウスに、勇者が下した罰は「人間の社会で一年働くこと」。駅前のコンビニで、千二百年生きた魔王のアルバイト面接が始まる。
三時十七分の目撃者
VoiceSmiths original
宝石店の金庫が破られた日曜日。目撃者が見た時刻は、喫茶店の振り子時計で三時十七分。容疑者には完璧なアリバイがある。黒田刑事は、時計の嘘に気づく。
おばあちゃんの梅仕事
VoiceSmiths original
六月の終わり、山あいのおばあちゃんの家に預けられたことは。黄色く熟れた梅のヘタを取り、塩に漬け、お日さまに干す。ひと夏かけてできあがる、ことはの梅干し。
終電のあとで
VoiceSmiths original
金曜日の深夜、終電を逃した春香と瀬川先輩。歩いて帰る四十分の道のりで、二年間しまい込んでいた言葉が、ようやくこぼれ落ちる。
放送室のリクエスト
VoiceSmiths original
放送部の湊と葵が見つけた、差出人のない水色の封筒。「三浦先生が、聞いていますように」――十年前の一曲が、学校でいちばん笑わない先生の記憶をほどいていく。